現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【プロカメラマンの写真講座(2)】スマホでも使える愛車撮影のコツ3つ

ここから本文です

【プロカメラマンの写真講座(2)】スマホでも使える愛車撮影のコツ3つ

掲載 更新
【プロカメラマンの写真講座(2)】スマホでも使える愛車撮影のコツ3つ

ボディへの映り込みやゴチャついた背景を避ける

プロカメラマンが伝授する愛車を上手に撮るコツのその2をお届けする。前回は構図・配置・アクセントを作るという3つに着目をした。今回は「画角」「光」そして「アングル」についてお伝えしたい。

【どっちがお得】1リッターコンパクトと軽自動車を5年乗った費用を比較してみた

(1)画角とクルマの配置

「あ、ここ奇麗だから写真を撮ろう」そう思って漠然とシャッターを切ることないだろうか。じつは、何気ない写真をもっと良く見せられる方法がある。

上記の写真だと左の街灯が気になるため同じ位置に居ながら画角を望遠気味にし、写したくないところを画面上から消していくと青空とクルマが映える。

もう少しクルマを大きく撮りたいときは、上記のポジションのまま撮影をして後からトリミングすることも可能。だが、トリミングをする工数を減らすために車体に近づき望遠気味に撮りたいところだ。ただし、写真のように白線が映り込まないように撮影をすると窮屈な感じになってしまうことに注意したい。

また写真を撮るときに多用すると思われる駐車場。何も意識しないで撮ると下記のような感じになってしまうのではないだろうか。

駐車場の場合は時間をかけて撮影できない路駐と違い、クルマを動かせるので積極的に動いてベストな位置で撮影をする。ただし、白線が多いためクルマの配置に注意が必要。手前に余分なもの(この場合は白線)があるため目立ってしまう。どうしても避けれないならクルマを白線の前にもってくると見え方も変わる。

撮影のときは、なるべく背景にほかの車両が入らないように撮影したほうがすっきりとして見栄えも良い。ちなみに、なるべく車両に影が入るところでは撮影を避けた方が良い。当然のことながら、影は黒くなってしまうためクルマのディテールがよく分からず、ガッカリな写真となってしまう。

影のほかにも注意してほしいのが映り込み。映り込みしそうな物や白線がない場所を選んで撮ることを意識してほしい。また、背景に都会の雰囲気や電車など、何をメインとしたいかわからない写真も見栄えが良くない。

そのときは、割り切って被写体に近づいたほうがサッパリしてクリアな写真となる。いずれにしても、道交法の違反にならないように撮影を行ってほしい。

光の当たる向きでクルマの形が違って見える

(2)光り

写真を撮る上で大切なのが光だ。光を匠に使うことで写真の見栄えは変わる。たとえば、車両全体にまんべんなく光りが差し込んでるド順光、悪くはないが変化が無く面白みに欠けたカットになる。

少しだけ動かした位では余り変化ないが、サイドから光りが当たる様に動かせばラインが奇麗に出る。

またフロントを強調したいなら、あえてサイドに影をつくる。つまりフロントのみに当たるようにすると自然と目が行く。

サイドだけ光りが当たりフロントが沈む時はヘッドライトなどを点灯すると様になって見える。

(3)アングル

アングルを変えるとクルマの見え方が変わる。普通に立って撮影するとこの様な感じに。

つぎに両膝ぐらいの位置から撮影する。こちらは画としては主張があまりないが、クルマの安定感が強調されてくる。

そして地面から10cmくらいのあおり撮影。クルマが地について落ち着いた雰囲気を醸し出しているのがわかるだろう。

ちなみに、背景と車両によって違うため、ベスト位置というのは決まっていない。自身が格好良い! と思えるアングルを探して撮るのが愛車を上手に撮るためのコツだ。

関連タグ

こんな記事も読まれています

トヨタ新型「クーペSUV」世界初公開! 鮮烈「赤内装」が超豪華! 流麗ボディ&最新サメ顔がカッコイイ新型「bZ3C」北京で発表
トヨタ新型「クーペSUV」世界初公開! 鮮烈「赤内装」が超豪華! 流麗ボディ&最新サメ顔がカッコイイ新型「bZ3C」北京で発表
くるまのニュース
ゲーム内で先行体験! AFEELAプロトタイプがグランツーリスモ7に登場
ゲーム内で先行体験! AFEELAプロトタイプがグランツーリスモ7に登場
レスポンス
商用車から登場した名車!! ミニカは三菱のクルマを世に知らしめた名作だった!
商用車から登場した名車!! ミニカは三菱のクルマを世に知らしめた名作だった!
ベストカーWeb
アルファ ロメオ「33ストラダーレ」をオーダーした日本人とは? ボディカラーは「ロイヤルブルー」を選択しました
アルファ ロメオ「33ストラダーレ」をオーダーした日本人とは? ボディカラーは「ロイヤルブルー」を選択しました
Auto Messe Web
マツダが北京モーターショーで新型電動車2車種を初公開。2024年中には1車種を発売
マツダが北京モーターショーで新型電動車2車種を初公開。2024年中には1車種を発売
Webモーターマガジン
トヨタ新型「ファミリーSUV」世界初公開! 斬新サメ顔が超カッコイイ! 白内装が豪華&居住性がスゴイ! オシャレな「超静音モデル」北京で発表
トヨタ新型「ファミリーSUV」世界初公開! 斬新サメ顔が超カッコイイ! 白内装が豪華&居住性がスゴイ! オシャレな「超静音モデル」北京で発表
くるまのニュース
日本初の月面着陸&撮影に成功した変形型探査ロボ「SORA-Q」がトミカに! 着陸実証機とセットで受注販売
日本初の月面着陸&撮影に成功した変形型探査ロボ「SORA-Q」がトミカに! 着陸実証機とセットで受注販売
乗りものニュース
都市部におけるBEVの課題解決に──アウディがすべてのBEVユーザーに向け急速充電施設「Audi charging hub紀尾井町」をオープン|Audi
都市部におけるBEVの課題解決に──アウディがすべてのBEVユーザーに向け急速充電施設「Audi charging hub紀尾井町」をオープン|Audi
OPENERS
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】混雑を避けて移動したい! 道路別・渋滞予測まとめ
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】混雑を避けて移動したい! 道路別・渋滞予測まとめ
くるくら
中国自動車業界における歴史的一歩! テインサスペンションの純正採用が実現
中国自動車業界における歴史的一歩! テインサスペンションの純正採用が実現
レスポンス
マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
レスポンス
過酷すぎる走行テストを経て「ディフェンダー・オクタ」7月3日発表へ!プレビューイベントも開催予定
過酷すぎる走行テストを経て「ディフェンダー・オクタ」7月3日発表へ!プレビューイベントも開催予定
LE VOLANT CARSMEET WEB
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
VAGUE
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
くるまのニュース
そろそろTシャツの季節! ホンダファンにはたまらん歴代シビックのイラストTシャツはいかが?
そろそろTシャツの季節! ホンダファンにはたまらん歴代シビックのイラストTシャツはいかが?
ベストカーWeb
ガソリン代が高いからって寒いのをガマンしても得なし! クルマのエアコン「暖房オフ」は燃費にほぼ効果がなかった
ガソリン代が高いからって寒いのをガマンしても得なし! クルマのエアコン「暖房オフ」は燃費にほぼ効果がなかった
WEB CARTOP
使い勝手の良さを兼ね備えたアーバンSUV! ホンダ「ヴェゼル」がマイナーチェンジ
使い勝手の良さを兼ね備えたアーバンSUV! ホンダ「ヴェゼル」がマイナーチェンジ
LE VOLANT CARSMEET WEB
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
ベストカーWeb

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村